TOP labとは

PROFILE

恵飛須 圭二

広島県東広島市出身。広島城北中・高卒業。慶應義塾大学総合政策学部卒業。在学中は主にリーダーシップ論、組織論を専攻。また、在学中には幼少期からのライフワークである少林寺拳法部に所属し、全日本学生連盟委員長の任を受け組織運営に携わる。卒業後は、松下電器産業株式会社(現パナソニック)へ入社。人事部へ配属を受け、採用、労務、構造改革等に従事。退社後は、松下政経塾にて国家や地域課題について現地現場をモットーに国内外での研修を実施。自身のAO入学、民間企業での人事、松下政経塾でのリーダーシップの実践経験を生かし、TOP labを設立。

座右の銘:我以外皆我師
趣味:少林寺拳法(正拳士四段)

MEMBER

宮本 悠平

TOP lab エグゼクティブアドバイザー(EA)大阪府大阪市出身。府立春日丘高校、関西大学社会学部卒業。大学では産業社会学を専攻し、人的資源管理論や組織論等について学ぶ。また、バレーボールコーチとして公立高校を四年連続近畿大会出場に導き指導力を発揮。大学卒業後は、松下電器産業(現パナソニック)、大手製薬会社、学校法人等の多様な業種において、構造改革、各種人事制度の企画・運用・改革、採用、キャリア開発、働き方改革等の人事業務全般に携ってきた人事の専門家。

座右の銘:素直な心(松下幸之助)
趣味:バレーボール

MESSAGE

自らを生かし道を拓く

<入試・採用対策事業>

日本の教育はいま大きな岐路に立っています。グローバル化と同時に発達した人間の頭脳に匹敵するほどの情報科学は私たちの選択や判断を日々否応なく迷わせます。これからの世界で力強く自分の足で生き抜いていく為にはどんな力が必要になるのでしょうか。

受験業界においては、2020年には大学入試改革があります。それまでの暗記や情報処理能力(知識・技能等)を問うものではなく、記述や自身の考え方、状況に応じた適切な回答(思考力、表現力、判断力等)を問うものにシフトしていきます。国をはじめとした教育機関が想定外のスピードで移り変わる21世紀の社会に対応するための人材育成に大きな危機感をもっていることは、私たちの日常の暮らしの中でも感じられるほど顕著なものとなっています。

企業採用においては、学歴や学生時代の活動履歴を重視するのではなく、主体性をもって積極的な提案や行動ができるか、他者を巻き込んで課題解決へ導くことができるか、多様な考え方を容認し新しい取り組みを自ら創造できるか等、知識や経験の発展的活用が必須となってきています。従来の終身雇用型モデルは少しずつ変容しており、言うまでもなく将来設計もこれまでの考え方からの転換が必要となってきます。

では、これまでのような学力や学歴は必要ないのでしょうか。答えは否です。創造力は知識が元になります。中学、高校での基礎的な学習は、いわば人生の辞書の索引づくりのようなものであり基礎的な知識や学力は社会に出て活躍する上でも自らの成長を助けるものであるし、何よりも学習するというプロセスは自己発見の連続であり、人間を死ぬまで成長させるものです。

一方、社会で求められるのは自らで作り上げた辞書を活用する能力になります。つまり、自己理解、他者容認を基幹スキルとした、いわば「応変力」を身につけた真のグローバルリーダーです。Top labの考えるリーダーシップとは、自己の理解による自活サイクルの構築、分析力、評価力、解決策立案力、表現力、俯瞰力、行動力等を環境に応じて最適に組み合わせ、時空に秩序と調和をもたらす力のようなものです。

中学、高校、大学と続けた学習を結実させ、社会に出て花開かすことができるのはあなた自身しかいません。「自らを生かし道を拓く」、こうした気概を持って共に学びあえることを心より楽しみにしています。

<人事・労務制度導入事業>

事務・管理職はコストにしかならん!
これまでこんな声を耳にすることがありました。本当でしょうか。

大都市にあって地方都市にないもの。それは職や働き方の多様性です。毎年、全国各地の地方都市から多くの優秀な人材が自らの可能性を求めて大都市圏へ出て行きます。労働人口の減少により地方では量的な人手不足とスキルのミスマッチによる質的な人材不足に悩まれている経営者が多くいらっしゃいます。中小企業の多くは世代交代において事業承継の悩みを抱え、後継者がいないことにより廃業を余儀なくされる経営者も少なくないのが現状にあり、特に地方部での働き方や経営体にあった評価、処遇、労務、キャリア設計等の人事制度の導入は避けて通れなくなりました。コストとしてのバックオフィサーではなく経営資産としてのこうした制度は多くの中小企業様から求められています。

私の親族も家族経営に近い形で40年以上経営を続けてきました。特にこの20年で会社を取り巻く事業環境や働き方や従業員の価値観は大きく変化している一方で、営業職や技術職以外の事務・管理職に投資ができていないことにより多くの課題が発生するのを目の当たりにしてきました。

仕事を通じて自分が生かされていること、頑張れば正当な評価を得られる、家庭と仕事の両立ができる、若手や女性でも活躍の場がクリアである、次のキャリアや目標が明確である、これらは働く上で非常に大きなウエイトを占めていくでしょう。ライフスタイルも働く事に関する価値観も変容しているのです。そして、経営にとっても会社風土や社員の能動的、自発的改革なくして生成発展はありません。経営者と社員が車の両輪となり意識、目的が一致することにより力強い経営は走り始めます。

TOP labは、経営資産としての人事制度、会社の事業体質に合った制度を共に作り上げ、地域社会のリーダー企業を目指して全ての可能性を模索していけるパートナーとなることをお誓い申しげます。

 

恵飛須 圭二